ワールドベースボールクラシック・日本
WBC(ワールドベースボールクラシック)が大変な事になっている。
イチローの燃え具合には説得力があった。
今、有名人は多くが過激な言動を避けて自己保身に傾きがちな中、イチローは自分の感情を素直に暴露して、自分が日本人であることをつよくアピールした。
私は松井は偉いとは思うし、性格も尊敬すべきものがあるが、このイチローの域にはまだ達してないと思う。
まだ自分を捨て切れていない。
イチローは全米でナンバー1になった自信から、今度は自分が日本人であることにシフトしはじめている。
だから思いは純粋なのだ。
強い人間だけが到達できる境地へ足を踏み出したイチロー。
あの興奮がベンチと日本のファンへ喝を入れたことは間違いなく、イチローの興奮がなければ今回の結果はなかったと思う。
ここで、もしイチローに悲劇が襲うと、イチローは英雄の道を歩みはじめることになる。
もちろん、そんなことは願ってもないし、元気でいてもらいたいが、あくまで仮に、イチローが外国人の暴漢に襲われ、ゲーム中で倒れるようなことが起こったとしたら、イチローは英雄になる。
そういう現代の英雄が生まれる可能性は、これまでに私は二人知っている。
しかしふたりとも英雄にはならなかった。ひとりは韓国の金大中氏である。
日本から拉致され、もし獄中で死んだとしたら、それは韓国を統一まで導く英雄になっていた気がする。
もちろん、いまではただの人になってしまった印象だが。
もうひとりは、大相撲、貴花田。
宮沢りえと婚約したが相撲協会や周囲の反対で二人は別れる。
その後貴関は相撲道に進むが、もしあの時、二人が駈け落ちしてラーメン屋でもはじめていたら、貴関は生きながら英雄になったはずだ。
そしてイチローも英雄へのノミネート権を獲得した類まれな人になった。
イチローがいる限り、明日もどうにかなるのではないか。
結局、目醒めたひとりの力が全体を救うのだ。
腐りかけた日本にはいま、イチローの生きざまは大変良い影響を与えている。
Posted by マドモアゼル・愛 スポーツ | 固定リンク | トラックバック (0)










